神奈川県中学校バレーボール選手権大会の男子決勝戦が6月9日、あかね台中学校(横浜市)で行われ、西高津中が準優勝を果たした。主将の上條博誉選手(3年)は「準優勝の悔しさはあるが、夏の総体につながる試合ができた」と手応えを語った。
同チームは昨年18年ぶりに関東出場へ導いた顧問の大野勝弘教諭の人事異動が今春あり、指導体制が変わった。上條選手は「チームが困惑していた」と2カ月前を振り返る。そうした状況で「チームで団結していこう」という意識が部員に高まったという。心がけたのは声出し。上條選手は「練習からかなり意識して声を出すようになった」と話す。チームの成長が見えたのは準決勝の末吉中(横浜市)戦。28―26、26―24と両セットともデュースにもつれ込む接戦を制した。逆転勝利を収めた第2セットについてエースの小椋一輝選手は「サーブカットのミスで崩れかけた時も、声をかけ合い落ち着いて対応できた」と振り返る。上條選手は「人一倍声を出してつないだ。逆転できた粘りは夏の総体にもつながる」と手応えを話す。
課題修正し総体へ
前衛、後衛どこからでもスパイクを打ち込める攻撃型のチーム。小椋選手は「サーブの強い相手に崩されがちという課題も。夏までに修正していく」と抱負を語る。チームは「(3位で出場した)昨年の結果を超えて関東、全国出場」を目指す。
同大会は、県内8地区の予選を勝ち上がった男女各128校が出場した。県総体は7月27日から開催。上位4校が関東大会へ進み、関東上位8校が全国大会へ進む。
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