非正規職のシングル女性を応援する団体「ふつうのくらし」が、マルシェ出店を通じて収入増をめざす「仕事づくり」体験講座を10月21日からスタートする。
同団体代表の清野あずみさん(34)は、自身も大学院修了後に正規の職が見つからず、非正規職での就労を繰り返してきた。そして、若者就労支援のNPO職員をしていた際に、女性の相談者が少ないことに疑問を感じ、「もっと身近に、同じ悩みを持つ女性同士で相談しあえる場があれば」と今年1月に団体を設立。清野さんは「働いてもお金を貯められず、苦しむ女性が多いなかで、女性の稼ぐ力の育成と、女性を低収入に抑える社会風土に対抗する情報発信をしていきたい」と話す。
設立以来、座談会や勉強会などで収入増や支出を減らす工夫などをアドバイスしてきた同団体。今講座は、「月3万円ビジネス」「ナリワイ」などの名前で全国で実施されている女性たちの「小商い」を誕生させている講座をアレンジしたもの。全4回の講座でビジネスアイデアを語り合い、来年には地域イベントへの出店を予定している。
会場は溝の口駅徒歩3分の「ノクチカ」。費用は各回500円程度(初回の10月21日は無料)。申込み・問合せは「ふつうのくらし」HPに案内のある専用フォームから。
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