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高津区 社会

公開日:2026.02.13

市立高津高校書道部
寸劇と書で「防げ詐欺」
巧妙な警察官騙りを再現

  • 当日描かれた作品

    当日描かれた作品

 高津警察署(今中隆洋署長)で1月21日に開かれた武道始式で、市立高津高校の書道部が特殊詐欺撲滅を訴えるパフォーマンスを披露した。

 当日、部員はさまざまな役に分かれて寸劇を展開。「あなたの口座が犯罪に使われている」と話す犯人と被害者とのやり取りを見せた後、BGMに合わせて紙に力強く筆を走らせた。

 完成した作品には「警鐘」「本物の警察官はお金の話はしない」「逮捕状の画像を送らない」といったメッセージが記され、会場に詰めかけた約100人の区民らに警戒を呼びかけた。

被害額が最大に

 今回の企画は、特殊詐欺被害の増加を危惧する今中署長が、高津高校に出演を依頼したことで実現した。警察側はテーマのみを高校生たちに提示し、具体的な構成や文言は生徒たちが自主的に考案。部員たちは最近の犯罪傾向を徹底的にリサーチし、現場のリアリティを追求しながら、パフォーマンスを練っていったという。

 同署管内で昨年発生した特殊詐欺の被害額は60件(暫定値)で、被害額は3億4100万円(同)。 件数・被害額ともにここ5年で最大の数値となっている。

 担当者によると、「警察官を騙り、『口座が詐欺に使われている』と現役世代から高齢者まで幅広く脅す手口が、被害を押し上げた要因ではないか」と話す。

 今中署長は「今後もあらゆる機会を捉えて被害防止を訴え、地域一丸となって詐欺を防いでいきたい」と決意を語った。

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