高津区版 掲載号:2019年2月1日号 エリアトップへ

箱根駅伝の5区で区間新を記録した 浦野 雄平さん 国学院大学陸上競技部3年 21歳

掲載号:2019年2月1日号

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誰かのために、ただ結果を

 ○…箱根駅伝の山上り、5区を区間新の1時間10分54秒で激走。大会後は「新・山の神」として街で声をかけられることも増え、「嬉しい。モチベーションにも繋がる」と微笑む。大会前はエース区間の2区を望んでいたが、勝ち取った総合7位は各区間で仲間の奮闘があってこそ。「どこを走りたい、というのはなくなった」と心境の変化もあったという。「来年は総合3位以内を狙う。個人ではなくチームとして、自分にできるのは持ち場で結果を出し続けることだけ」

 ○…富山県氷見市出身。中学では野球部に所属していたが、当時から足の速さに自信があり、学校選抜の駅伝にも出場。その活躍ぶりに陸上競技選手として強豪校からスカウトを受けた。野球を続けるか迷ったが、「バットを振るより、走っている方が自分らしい」。1500m、3000m障害でインターハイに出場するなど才能を開花させた。

 ○…大学1年にして箱根駅伝の6区を任された。しかし結果は区間17位。「一番の失敗レース」と苦い表情に。「自分の弱さを知った。走りたいという気持ちだけじゃだめだった」。以来、練習量を増やし、25Kmから30Kmを走りこむ日々。意識の変化は結果に表れ、昨年は世界大学クロスカントリー選手権大会で日本代表になるなどエースとして成長した。「マルチにこなせるのが自分の持ち味。まずはトラック競技を極めて、ゆくゆくはマラソンかな」と五輪を見据える。

 ○…オフの日は「ずっと寝ている」とあどけなく笑う。趣味は野球観戦で、長年のファンである巨人軍を応援しに東京ドームまで足を運ぶことも。「結果がすべて」の陸上競技。駅伝については「個人種目と違い、チームや誰かのために頑張れるのが魅力」と話し、「目標は三大駅伝全てで区間賞」とエースの気概を見せた。

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