神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2020年3月20日 エリアトップへ

LED技術を用いて高津区内で桜のライトアップを手掛ける 石塚 靜さん 中原区在住 75歳

公開:2020年3月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
石塚 靜さん

暗い世相、自らの手で明るく

 ○…区内にある巌川橋そばに咲く3本の桜。これをLED技術でライトアップするようになり今年で5年目。幻想的な演出は瞬く間に周辺住民の話題となり、今ではすっかり春の風物詩に。当初は白色の光だけを当てていたが、色付きフィルターを通す事で赤い光も織り交ぜるように。「青色の光を当ててみるもの良いかもしれませんね」と、さらなる構想を嬉しそうに語ってくれた。

 ○…約6年前、社屋を現在の場所(中原区下新城)に移転した際、ふと目にした桜が「寂しそうにみえた」のがライトアップのきっかけ。元々、半導体の製造に関する装置などを開発・販売する地元企業のトップを務めているだけあり、LEDの活用術は”お手の物”といった様子。毎年微妙に光の角度を調整するのはもちろん、3本それぞれの開花具合に併せ、最適な演出方法を模索し、社長自らその全ての作業をこなしている。

 ○…中原と高津の区境に生まれ育ち、半世紀と25年。代々農家の子として育ったが、科学や研究に興味を持ち、いつしか電子通信工学の道へ。立ち上げた会社はインターネットの普及と共に業績を伸ばし昨年、子母口に事業所も構えた。一方、界隈の盆踊り保存会メンバーにも名を連ね、提灯の中の電球としてLEDを寄贈するなど、地域への愛着を随所にみせる。

 ○…恒例となった「桜のライトアップ」も、今年は花見にも自粛要請が出されるなど、これまでにない雰囲気に包まれているのが現状。それでも「こんな時ではありますが、散歩がてらぜひ気軽に観に来てもらえれば」と、懸命にPRする。その姿からは、ともすれば暗くなってしまいがちな最近の日常を少しでも明るくしたいという”地域への恩返し”のような強い想いが感じられた。

高津区版の人物風土記最新6

木村 正さん

1月1日付けで第75代川崎青年会議所(JC)の理事長に就任した

木村 正さん

川崎市内在勤 39歳

1月17日

森 彰人さん

エディブルフラワ―を生産するKiranah Farm(キラナ・ファーム)園主の

森 彰人さん

久末在住 32歳

12月20日

竹迫(たかば) 和代さん

「かわさき市民活動センター」の理事長を務める

竹迫(たかば) 和代さん

川崎市内在勤 

12月13日

宮内 斗輝さん

先月行われた「かわさき多摩川マラソン」で大会2連覇を達成した

宮内 斗輝さん

二子新地在住 24歳

12月6日

村松 弘衛さん(雅号:工藤菊詩)

全国健康福祉祭(ねんりんピック)の民謡交流大会で最優秀賞を受賞した

村松 弘衛さん(雅号:工藤菊詩)

川崎市民謡協会理事長 73歳

11月22日

細埜 隆己さん

川崎酒販協同組合の理事長を務める

細埜 隆己さん

多摩区在住 74歳

11月15日

生き生き、明るく楽しく

常にご利用者様の思いに寄り添った介護・看護サービスを提供しています

https://www.nanaki-kaigo.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook