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久地踏切 住民、児童見守り1年 「開かず」状態、危険視

社会

掲載号:2020年6月19日号

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毎朝、踏切前で児童に声掛けする
毎朝、踏切前で児童に声掛けする

 久地駅前にある踏切の前で、毎朝、児童の登校の見守り活動を続けている人がいる。久地在住の野末明美さんと川村亜矢子さんだ。昨年、多摩区で発生した刺傷事件を機に始めた活動だが、「開かず」状態の踏切に別の危険性を感じ、現在も児童の登校を見守る。

 活動のきっかけは昨年5月28日に多摩区で発生した刺傷事件。同日、久地西町自治会の子ども会では、通学路となる久地踏切で見守り活動を実施。このとき、見守り活動に参加した野末さんと川村さんは、踏切前に立っていると「別の危険性を感じた」という。

 野末さんは「下りた遮断機をくぐり抜けて渡る大人見て、真似る子どもたちがいる。非常に危ない状況」と話す。以来、野末さんと川村さんは活動を継続。朝7時30分から8時過ぎまで、学校がある日は、ほぼ毎日踏切前に立つ。

 市によると、久地踏切の最大遮断時間は1時間当たり39分。国交省が定義する「開かずの踏切」ではないが、野末さんは「月曜日や雨の日は電車の遅延が発生しやすく20分以上開かないこともある」と指摘する。そうした場合、二人は久地小学校へ連絡。遮断機により児童が遅れることを伝え、踏切を待つ児童に焦らないよう声をかける。

 市が策定した「南武線駅アクセス向上方策案」によると、久地駅は橋上駅舎化が計画されるが、工期は未定。川村さんは「幸いなことに事故はないけど、ヒヤッとする場面は多い。整備が早く進むといい」と話す。

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