久本小学校グラウンドで活動する野球チーム「久本ブルーエンジェルス(BA)」が、8月に開かれる高円宮賜杯第41回全日本学童軟式野球大会に初出場する。創部21年目にして、「小学生の甲子園」とも言われる全国大会の切符を手にした。川崎市からは5年ぶりの全国出場。
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全国の約1万1千チームの中から勝ち抜いた強豪が出場する同大会。神奈川県予選大会は6月に行われ、久本BAは苦しい局面も見られたが、最終回で逆転勝利を収めるなどして決勝へ。迎えた決勝ではヤング鎌倉に21対3で勝利した。
昨年は6年生が3人で、5年生も主力となっていた久本BA。その経験が花開き、好成績が続いている。県予選大会最優秀選手にも選ばれたエースで4番の入江諒太君(6年)を主軸に、センターラインを固める戦法が奏功。現在は全国に向けて個々の力を強めるため練習に励んでいる。入江伸孝監督は「逆転勝利が多く、精神面も強いチーム。県代表として責任と誇りを持ち、久本旋風を巻き起こして全国優勝を目指したい」。瀧端健斗主将(6年)は「川崎市代表として、そして神奈川県全チームの思いも背負って、川崎市の名を全国にとどろかせたい」と意気込んだ。
市長を表敬訪問
7月4日には、チームから6人と関係者が福田紀彦市長を表敬訪問した。結果報告を受け、福田市長は「それぞれの持ち味を重ね合わせたからこそ取れた優勝。熱い夏をつくってもらいたい」とエールを送った。
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