横浜八景島・海の公園で今月6日に行われた「第43回神奈川県中学校男子駅伝競走大会」で、区内から出場した西高津中が初優勝。12月に行われる全国大会に駒を進めた。
毎年、運動系部活動の集大成ともいえる「総合体育大会」の最後を飾るこの駅伝競走。西高津中は陸上部員を中心に、サッカー部やバスケ部、野球部の健脚自慢を加えた精鋭チームを結成。10月29日に行われた市大会で入賞(4位)し、県大会出場を決めていた。
しかしこの市大会でチームは目標タイムに及ばず、選手たちは即座に体制の立て直しに着手。顧問と監督を兼任する伊東理子教諭から提示されたメニューを基に、メンバー間で検討を重ねた練習方法を実践し、結果を伊東教諭にノートで提出。このやりとりの中で自信やチームワークの大切さなどを再確認した選手たちは、8日後に行われた県大会の舞台で躍動。部長でアンカーを務めた寺村拓真選手(3年)が「自分たちの思い描いていた理想のレース」と振り返る会心の走りで6区間タスキをつなぎ、初優勝となる歓喜のゴールに飛び込んだ。
号砲は12月19日
今年は2人の陸上部員が全国レベルの大会で活躍するなど、前評判も高かった西高津中。市大会4位からの逆転に向け、チーム一丸となり「必ず全国へ」と強い気持ちで臨み、しっかりと結果に結び付けた。
12月19日に滋賀県で行われる全国大会に向けては「まだ伸びしろのあるチームなので、神奈川県代表として攻めのレースをして優勝を狙っていきたい」(寺村選手)と、抱負を話している。
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