高津区版 掲載号:2021年12月17日号 エリアトップへ

高津区で初めての外国人神主となるため研鑽の日々を送る 尹駿皓さん(インジュンハウ) 新作在住 33歳

掲載号:2021年12月17日号

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神事の考え、違いを楽しむ

 ○…海外からの留学生として國學院大學の神道文化学部に在籍。約5年前から区内にある「末長杉山神社」(金子善光宮司)などで「神職」の資格を取得するための手ほどきを受けている。神職は神輿が渡御される際にお祓いの祝詞を奏上するなど各種神事を司る大切な役割。「自然な立ち振る舞いなどを身に付けられるよう練習を重ねていければ」と決意を話す。

 ○…出身は台湾。祖父と祖母が当時の教育を受けていた事などもあり、日本に興味を持つようになり、大学ではその文化、とりわけ神社に関する学問などを専攻。「台湾と日本の『神事(文化)に対する考え方の違い』を楽しんでいます」と笑顔で近況を話す。

 ○…神職資格取得をサポートしている金子宮司との親交も深く、この間、宮司からの課題を次々と克服。「外国人が神職資格を取得するためのハードルは高い」ともいわれる中、苦労の末に日本語検定も高得点でクリアした。昨春には留学生試験にも通り、念願の國學院大學に入学。宅配ピザのアルバイトで生活費を捻出しながら、神道の勉強に励んでいる。

 ○…新作八幡宮の飛地にある集合住宅に居を構え、毎月行われる「月次祭」にも参列。学びの日々に明け暮れる中、先日「堰稲荷神社」(多摩区)での奉祝祭で、神職として初の大役を果たした。「大学の授業と違い周囲の注目もあり緊張しました」と、ホッとした表情で笑顔をみせる。

 ○…これまでに外国籍で神職の資格を取得しているのは、わすか数人。先輩神職の指導を仰ぎながら、所作や立ち振る舞いの手ほどきを受け、着実に夢に向かって歩を進める。大学を卒業する近い将来「高津区で初めての外国籍神主」となるその日まで、神道を極める研鑽の日々が、続く―。

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