不定期連載コラム 違っているから、おもしろい! 第11回 食べ物から考える「多様性」について
地球上の食べ物には、本当にさまざまなものがありますね。私たちの日常で食卓に並ぶ食材でも、海外での食べ方の組み合わせが意外でびっくりすることもあるし、まるで同じ食べ物なのに面白い名前だったり...。今回は、そんな楽しい食べ物のお話です。
ネーミングも様々、わくわく感いっぱい!
私の主宰するボランティア団体で、今月から海外のさまざまな国、地域の文化についての連続講座を始めるにあたり、講師の方々との打ち合わせが続いています。
打ち合わせをする中で教えてもらったブルガリアのお菓子の名前が「パラチンキ」「メキツィ」「バニッツァ」でした。みなさんは、どんなお菓子を想像しますか?「パラチンキ」は、水で解いた小麦粉を薄く伸ばして焼いたものにクリームや果物をのせて食べるそうです。クレープですね!「メキツィ」は、どうでしょう?これも面白い名前ですね。こちらは、イースト発酵したパン生地を油で揚げて、それに粉砂糖を振りかけるそうで、ブルガリアでは中にシレネという白いチーズを入れるそうです。揚げドーナツとでもいいましょうか。「バニッツァ」は、中にヨーグルトとシレネを入れたパイ。聞いただけでも美味しそうです。どれも朝食やおやつとしてブルガリアの人たちが大好きな食べ物だそうです。材料や料理の方法は、私たちにとっては珍しくないけれど、聞いたことのない名前の「ブルガリアのおやつ」ですよ、と言われるとそれだけで、遠いブルガリアのことを思い、ブルガリアってどこだっけ?と頭をひねりながら、世界地図を出してきたり、わくわくしませんか?
初めて、きゅうりとヨーグルトを混ぜ合わせたギリシャのサラダを食べた時、びっくりはしたけれど、夏のサラダとしてはなかなか美味しく、この「ツァヅィキ」というギリシャのサラダは時々作るようになりました。これを作って食べる時は、青いエーゲ海のことを思います。ディルというハーブも入れるのですが、きゅうりとヨーグルトのサラダに風味を添えています。
世界の食べ物は、いろいろあっておもしろいですね!
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