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高津区 人物風土記

公開日:2023.05.12

高津区などを拠点にプロの歌手としてアーティスト活動を手掛けている
遠藤 和(のどか)さん
多摩区在住 27歳

「がんばるんば」地元エール

 ○…「のどか」名義で5年前にプロデビューを果たした新進気鋭のアーティスト。昨年3月にはユニットを結成し「がんばるんば」という楽曲でヒットチャートに名乗りを上げ、有線のリクエスト部門で1位を獲得するなど波に乗っている。

 ○…ヒット曲の裏側にあったのは、自身の「再発進」。当時はコロナ禍の真っ只中、ソロデビューから5年を迎え、新たな方向性を模索していたのだとか。そこに舞い込んだユニットデビューの朗報。「装いも新たに(楽曲名の)『がんばるんば』という気持ちで臨みました」と、心境を語る。世の中を元気付ける詩とメロディは人気を博し、BS放送などでもコンスタントに流れ続けるなど、少しずつポピュラーになりつつある様子。「多くの方に聴いてもらえれば嬉しいですね」と笑顔をみせる。

 ○…母親の経営する中原区新城の「歌謡スポット」の店名は自身の名前が冠。小学3年生の頃からずっとこの場所でプロの歌手を夢見て研鑽の日々を過ごしてきた。「学校帰りランドセル姿のままお店に行って『皿洗いを1枚手伝うごとにカラオケ1曲歌っていいよ』とか、そんな幼少期でしたね」と振り返る。

 ○…「プロの卵」は成人を迎え、高津区界隈でもスナックでの営業活動や忘年会、新年会でもステージに頻繁に声が掛かるちょっとした有名人に。高津市民館のホールやKSPでの出番も数知れず。周りには小3の頃からの頑張る姿を応援し続ける往年のファンも多く「どこへ行っても『大きくなったねぇ』と言われちゃうんですよ」と苦笑い。そんな地元に、今度は自分が元気を与える番。「がんばるんば」の楽曲を引っ提げ、コロナ禍からの再興を目指す人達を励ますため、今日も張切りマイクを握る―。

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