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公開日:2023.12.15

市内飲食店コンテスト
今年も高津区から最高賞(グランプリ)
諏訪の「油そば」が激戦制す

  • 油や鹿鳴のスタッフ(中央)、審査を務めた福田市長や松本利夫さん(EXILE)らと記念撮影

  • グランプリを受賞した「油そば」

  • 準グランプリを受賞した「あみ肝」

 飲食店の自慢の一品をテーマに、市民投票などでグランプリを決定する「第2回かわさき推しメシ」の最終審査が先月行われ、区内諏訪にある「油や鹿鳴」がグランプリを受賞した。高津区からの最高賞選出は2年連続。

 川崎市が主催し、昨年から開催されているこの企画。今回は、市内から102の飲食店がエントリーし自慢のメニューでその腕を競った。

 このうち一般市民による人気投票等で二次予選までを通過した上位4店舗が最終審査へと進出。

 決戦の会場となった「コスギアイハグ芝生広場」(中原区)では福田紀彦市長や松本利夫さん(EXILE)などによる実食審査が行われた。

1位、2位占める

 激戦となった審査を勝ち抜きグランプリを受賞したのは「油や鹿鳴」(高津区諏訪1の4の3)の「油そば」。同店の五十嵐信一店長は4年前に初めてラーメン屋を開業。自身も好んで食する醬油、御酢、ラー油を軸にした昔ながらのシンプルな油そばを提供している。とりわけ麺には強いこだわりをみせ、その日の気温や湿度にまで気を配った製麺も高評価に繋がった。五十嵐さんは息子のサポートに感謝の意を述べつつ「家族一丸で獲ったグランプリ」と喜びを語っていた。

 また準グランプリは「酒屋敷ごっそ溝の口店」(高津区溝口1の18の12 1F)の「賞味期限39秒のあみ肝」が受賞。鶴田将大店長は「こだわっているのは焼き方」と話し「固くなる前に食べて欲しいのでストップウォッチと一緒に提供してます」とコメント。「食で市内を盛り上げていきたい」と今後の抱負を述べていた。

前回は2部門独占

 前回は創業部門で「溝ノ口カレー」、一般部門で「フランセーズラ・ポルテ」がグランプリに輝いており、高津区の店舗が2年連続で上位を独占する結果となった。

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