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公開日:2026.06.19
高津区民祭 節目の50回 大きな岐路に 資金難「クラファン」で対抗
地域最大規模の夏の祭典として知られる「高津区民祭」が、7月26日に開催される。1974年の開始から数えて今年で50回目の節目を迎えるが、その舞台裏では資金面での課題を抱え、大きな岐路に立たされている。
市内他地域で開かれている区民祭は、行政が主体となって運営を行うのに対し、同祭は町内会や自治会、各種団体等が行政と実行委員会を組織して主催する、民間主導の運営体制が大きな特徴となっている。
「区民の手による、区民のためのお祭り」として半世紀にわたり親しまれる高津区民祭は、毎年この機会を通じて区民のふれあいの輪を広げ、地域の連帯感や絆を深める場となっており、地域住民にとって大切な夏の風物詩として定着してきた。
次代へバトン繋ぐため
しかし現在、運営人員の高齢化による慢性的な人手不足に直面しているほか、近年の温暖化に対する追加対応や、急激な物価高騰、人件費の上昇が実行委員会の財政を圧迫している。
さらに、長引く経済情勢の厳しさを背景に協賛金が低下していることも影響。従来の地域団体への打診も限界に達しており、これまで通りの開催基準を維持することが困難な状況にあるという。
そこで今回、「市民の思い出が詰まった記念すべき50回目の開催を成功させ、次の世代にバトンを繋ぎたい」という実行委員会の強い想いから、川崎市のクラウドファンディング「かわファン」を活用した協賛金の募集を行うことになった。
目標金額は300万円で、パレード時の警備費や放送設備などの工事費、仮設トイレの設置費、そして酷暑対策のミスト機増設のための費用などとして使用される。支援に対する特典には、寄付金額に応じて本部会場となる大山街道ふるさと館やパンフレットへの名前、団体名の掲載、企業情報の掲載などが用意されている。
協賛金の募集は7月1日(水)を期限としているが、6月16日時点での達成率は3%。実行委員会の担当者は「地域の皆で参加・支え合うお祭りとして、何卒ご協力をお願い致します」と呼びかけている。
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