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通院困難な人に「訪問診療」で地域をサポート 高津区役所そば「椿クリニック」が開院5年 野中院長「これからも、患者様ファーストで」
地域医療の発展に貢献すべく、通院が困難な患者の自宅などに医師や医療従事者(看護師など)が出向いて「訪問診療」や「往診」による健康サポートを手掛けている「椿クリニック」(高津区役所そば)が今春、開院5年を迎えた。「患者ファーストな医療の実践」などを標榜する同院の野中勇志院長に、今後の抱負などを聞いた。
患者の自宅で診療可能
「椿クリニック」では、医師が定期的に患者の自宅に足を運び、リアルタイムに健康を管理。必要に応じて点滴や採血、レントゲン、超音波検査などを行っている。
こうした在宅診療は保険診療が適用されるため、健康保険での一部負担金が費用となる。例えば後期高齢者1割負担の人が月2回の定期訪問を受ける場合、費用負担の目安は約7000円。在宅療養支援診療所でもある同クリニックは、高津区や近隣を訪問エリアとし、かかりつけの患者やその家族からの要請に1年365日、24時間対応。可能な範囲で速やかに往診が受けられる体制を整えている
野中院長は「訪問の対象となる方はお一人で病院やクリニックへ足を運べない方、寝たきり、もしくはその状態に近い方、退院後の療養生活や、癌の緩和ケアなどを行っている方です。なお受診に際しては年齢、性別、疾患が問われることはありません」と説明。さらに、開院5年に際し「ご自宅に居ながら『かかりつけ医』が持てる訪問診療のニーズが年を追うごとに高まっているように感じます」と話し、「今後も患者様ファーストな医療を実践し、救急医療や消化器外科、癌治療などに長年携わってきた知識や経験を活かし、総合病院や専門医のスタッフとも連携を図り患者や家族を総合的にサポートさせて頂ければ」と抱負を述べている。
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5月23日