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長念寺 大改修 法要に1千人 門徒ら約600人結束

文化

掲載号:2018年5月18日号

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本堂で行われた音楽法要
本堂で行われた音楽法要

 川崎市重要歴史記念物の浄土真宗・長念寺(登戸)の平成大改修落成を記念した、慶讃法要が5月12日、13日に行われた。本堂、旧庫裏(くり)の書院の保存修理、客殿庫裏の新築工事が完了。檀家にあたる門徒や、関係者ら延べ1千人以上が参加した。

 1522(大永2)年に開山し、地域の念仏道場として親しまれてきた長念寺。200年近い歴史を持つ本堂と、住職らの生活の場である庫裏、山門は優れた建造物という評価を受け、1990年に市の文化財に指定されている。

 改修事業は寺社に430年携わってきた松井建設、若林佛具製作所が従事。2014年に着工し、今年3月に完成した。

 竣工を祝う法要は12日、13日の2日間にわたり実施。午前中に子ども約90人規模の稚児行列、午後には20人以上の僧侶が念仏を唱えながら境内や本堂を歩く行道など音楽法要が、それぞれ両日行われた。小林泰善住職(68)は「門徒をはじめ多くの方々の協力のおかげで実現した」と感謝を表した。

 今回の事業は十数年前、本堂の銅葺き屋根が改修時期を迎えたことで始動した。建物調査と耐震診断により経年劣化が判明し、修復方法や施設の近代化など境内整備について検討。市教育委員会とも協議し、文化財保護や耐震を含めた総合整備計画が決まった。

 2012年には、全門徒が会員になる平成大改修奉讃会が発足。総事業費は約13億円で門徒から寄付を集めるなどし、江戸時代から幕末にかけて本堂や庫裏を建造した当時に匹敵する規模の大事業になった。奉讃会の手塚貳喨(じろう)会長(71)は「長念寺門徒が一致団結できる体制が末永く続くことを願う」と語った。

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