川崎市立東生田小学校(佐藤やよい校長)で、秋の恒例行事として続く「ふれあいまつり」。PTAが主体となり、児童と教職員、地域住民との交流の場になっている。
29回目となった今年は先月27日、雨上がりの好天の下で開催。児童による若草太鼓と管楽器クラブの演奏に始まり、飲食の販売や出店も盛況で多数の行列ができていた。
当日は保護者のほか、地域住民やPTA役員OB(東桐会)も運営を手助け。PTA会長の柳原健一さんは「地域の人たちの支えあっての催し。児童のアイデアを取り入れたり、皆で一緒にという思い」と話していた。地元の町会長で東桐会メンバーの手塚達雄さんは「自分がPTA会長の時にこの催しを発案して、思い入れがある。先生方と保護者の交流づくりから、地域も入ってきて形になっている」と語った。
地域住民による協力の一つとして10年以上続いているのが、竹とんぼづくり体験。国際竹とんぼ協会に所属する枡形在住の月岡日出男さんが、毎年70〜80本の竹とんぼを用意し、児童らに作り方や遊び方を伝授している。月岡さんは「皆にものづくりの楽しさを学んでもらえたら。児童の親と交流できるのもうれしい」と思いを話していた。
|
<PR>
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|