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多摩区・麻生区 文化

公開日:2021.07.30

登戸区画整理
解体前、店舗屋上で交流
市民有志 「終わりを楽しく」

  • 企画したスミナツコさん(右)とMIYUさん

 区画整理事業で閉店、解体する店舗屋上で、思い出の一コマを--。7月21日、登戸のパチンコ店「P―style」で「幻のまちカフェ」と題した交流イベントが行われた。企画者は、「残したいまちの写真」をテーマに半年ほど前からSNSで情報発信するフリーのグラフィックデザイナー・スミナツコさん(36)と、枡形在住同士で親交があり、地元を中心に出張カフェを行うMIYUさん(36)だ。





 スミさんらの依頼を受け、同店を運営する銀座ホールディングスの倉方規安社長(44)が閉店前の屋上スペースを5月から提供。3回目の「まちカフェ」となったこの日は、多摩区を拠点に「シャボン玉オヤジ」の名で活動する男性も参加した=写真上。地元住民ら十数人が集まり、水遊びやお絵描き、スイカ割りに興じた。「なくなってしまう空間で楽しく終わりを迎えられたら」とスミさん。倉方社長は「公園など遊び場が少ない今、まちの方々が求めているのであればと思った」と胸中を明かした。

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