多摩区選出の市議会議員団は12月4日、2024年度の川崎市予算編成に関する要望書を福田紀彦市長に手渡した。
次年度の予算編成に向けた恒例の取り組み。今回は前年の34項目から1つ多い35項目となった。
議員団は要望書に基づき、市役所市長室で福田市長と意見を交換。今回、新規で追加された「五反田川の環境対策」については、生田駅より下流で常時河川水が白濁し、景観および災害対策上で問題となっている水質を調査し、原因を特定させて、対策を図るよう求めた。
そのほか、多摩川河川敷の災害対策については、多摩川緊急治水対策プロジェクトの遅れを指摘。河道の掘削を急ぎ完了するよう要望した。
JR南武線下河原踏切の拡幅は、11月に片側のみ約2mの歩行者空間が広がったものの安全確保のため両サイドにスペースが必要と訴えた。また南武線駅アクセス向上等整備事業に基づいた稲田堤・中野島・宿河原・久地の4駅の早期整備を要望するとともに中野島駅臨時改札口の開放時間延長を図ることを求めた。
Ankerフロンタウン生田・生田ふれあい広場の市民利用の拡充と災害時利用は、地元消防団と連携した消防訓練場としての具体的な活用や帰宅困難者の避難場所とするなどの対応を図るよう要望。登戸土地区画整理事業の促進や、交通不便地域にコミュニティ交通やデマンド交通等の早期導入、商店街振興策の拡充なども盛り込んだ。
要望書提出と意見交換には河野ゆかり氏、嶋田和明氏、田倉俊輔氏、井口真美氏、上原正裕氏、各務雅彦氏、橋本勝氏、三宅隆介氏、吉沢章子氏が出席した。
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