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中原区 経済

公開日:2017.09.29

新城テラス
川崎産ハーブで商品開発
濃縮シロップを販売

  • 商品開発に携わった(左から)石井さん、小林さん、福田さん、村瀬さん

 川崎産のハーブを使ったオリジナルの濃縮シロップ「はーぶこーでぃある」が区内のカフェ「新城テラス」によって作られた。原材料や商品化など、市内のまち活動に熱心な人の繋がりで、発案から約1年で販売までたどり着いた。

 きっかけは、麻生区で障害者支援に取り組む「はぐるまの会」のスタッフ福田真さんが、同会の栽培するハーブを使った商品を作りたいと、市内で人脈を持つ村瀬成人さんに相談したこと。村瀬さんがプロデューサーとなり、ハーブを使った飲み物のアイデアを「新城テラス」の小林美代店長に求めたところ、ハーブコーディアルの存在を知った。小林店長はスターバックスでコーヒーのスペシャリストとも言える「ブラックエプロン」をつけていた経験を持つ。その後は、小林店長を中心に新城テラスのオーナー石井秀和さんと共にさまざまなハーブを使って試作。メンバーで意見を出し合い、最終的に無農薬にこだわり、甜菜糖と有機栽培されたレモンの果汁を使ったオーガニックのシロップが完成した。レモングラスのスッキリした風味と甜菜糖の優しい甘味が特徴。9月9日から販売を開始している。

 村瀬さんは「地元を思う気持ちが詰まった商品になった。濃縮シロップなので、お酒や紅茶に入れたりしていろんな飲み方ができるのもいい。市内の飲食店の方にも知ってほしい」と話していた。

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