川崎市総合自治会館が8月1日(土)、先月竣工した大型複合施設「コスギサードアヴェニュー」(小杉町3丁目)に移転する。地上38階建ての4階に、200人収容可能なホールや3つの大会議室などを備える。利用予約は、窓口とインターネットで受付開始。駅近くに移転することから、施設関係者は「中原区以外の市民や、課題だった夜間の利用が増えてくれれば」と期待を寄せる。
跡地活用へ事業者公募
市は6月末で閉館した旧会館の跡地を有効活用するため、7月16日から事業者の公募を始めた。2月に策定した土地利用方針に基づき企画提案を求め、事業期間は満20年、解体・改修の選択も事業者が示す。今秋頃に審査し、2022年度中に運用開始する予定。
今年3月、民間活用の可能性について意見等を求めるサウンディング調査の見学会には12団体が参加。市の担当者は「多くの団体が興味を示してくれた。提案内容が楽しみ」と話す。同会館は市民自治活動の拠点として1983年に開設。町内会や自治会、学習や交流の場としても利用されてきた。国道409号の拡幅事業等を理由に、12年に移転が決まっていた。
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