中原区内で「交通事故死ゼロ」が、6月25日で1000日を超えた。7月19日時点で1024日継続している。
昨年10月22日に過去最長となる752日に達して以降、更新している。神奈川県内でも、現時点で1000日を超えている管轄地区は他にない。
地域一体で事故防ぐ
交通事故死防止には、中原警察署と関係団体、地域との連携が功を奏している。2017年に立て続けに死亡事故が発生したことを受け、中原署は、中原交通安全協会や中原安全運転管理者会などの協力のもと、キャンペーンを強化。区内の企業やボランティアも参加し、地域一体となって事故防止に努めてきた。「協力してくださる皆さんの力があったから1000日を超えることができた」と鈴木昭人交通課長。一方で、今後も交通事故死を防いでいくには、自転車利用者のルール遵守の推進が課題になるとする。鈴木課長は、「自転車利用者が多い土地柄。安全運転をしてもらえるよう、地域の力を借りて訴えていきたい」と話している。