中原区内で9月以降、連続して4件の死亡事故と1件の重傷事故が発生した。事故を抑制するため、中原警察署(田島充署長)は取り締まりを強化している。
10月20日には、市ノ坪交差点で交通死亡事故抑止キャンペーンを実施。中原区役所や中原交通安全協会、中原安全運転管理者会も参加した。始めに、参加者に向け田島署長が「署員一丸となって対策を講じているが、皆さんのお力も重要になってくる」と呼びかけ。午前10時からの1時間、交差点の四つ角にのぼり旗やプラカードを持って立ち、ドライバーにルール遵守を啓発した。
日頃の取り締まりでは、速度超過や交差点での違反を重点的に行っているという。同署の大場英彰交通課長は「狭い道で速度超過の報告を受けることが多い。また最近は、昼過ぎに事故が発生している。歩行者が少ない時間帯であっても、緊張感を持って運転してほしい」と話した。
5件の事故の状況は以下の通り。▽9月1日、中丸子の市道で歩行者がトラックにはねられ死亡▽21日、上小田中で右折する軽自動車と直進の大型バイクが追突し、バイク運転手が死亡▽30日、木月3丁目で横断中の歩行者が右折する普通乗用車にはねられ重症▽10月6日、向河原の踏切で歩行者が電車にはねられ死亡▽6日、丸子橋で原付バイクが普通乗用車に追突し、原付運転手が死亡
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|