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中原区 スポーツ

公開日:2022.04.29

フラッグフットボール
ロスへ期待の「司令塔」
西中原中学校 新見壮暉(そうき)さん(13)

 「動きを読まれても止められない選手になりたい」と目を輝かせる。昨年12月に開催された「NFLフラッグフットボール日本選手権」の小学生の部で、ノジマ相模原ライズ・ジュニアチームの主力として活躍し、日本一を経験した。



 フラッグフットボールは、アメリカンフットボールのタックルの代わりに、腰に付けたフラッグを奪い合いボールを運ぶ。2028年に行われるロサンゼルス五輪では追加種目の候補とされており、国内でも注目されているスポーツだ。



 新見さんのポジションは攻撃の要であるクオーターバック(QB)。司令塔として味方へパスを出したり、自らボールを運びゴールを奪うことも。魅力は「タッチダウン(得点)したときに、みんなと一緒に喜べるところ」。得意なプレーはスピードを生かしたランとロングパス。向かってくる相手をかわしながら縫うように走り抜ける瞬間が楽しいという。



 4人兄弟の3番目で、兄の影響を受けて小1から競技を始めた。アメフト経験のある父・和幸さんは「まじめな性格で、コーチのアドバイスを素直に聞き入れ、誰よりも練習する子」と目を細める。自分で焼いて食べるほどギョーザが好き。趣味は絵を描くことで、QBでの熱いプレーとは異なる一面も。



 6年後、ロス五輪のときには19歳。「チャンスがあるなら挑戦したい」

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