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中原区 教育

公開日:2023.12.04

新城小学校
SDGs学習の成果発表
地域と協力し米作りも

  • 取り組みを紹介する児童(上)、脱穀体験をする児童=提供

 新城小学校(伊東芳男校長)は11月18日、児童がSDGs学習で学んだことを保護者らに披露する「SDGsランド」を実施した。

 子どもたちが実際に学んでいることを見てもらい、一緒に考えるきっかけを作りたい、と始めた取り組み。3年生は多文化共生で調べたことを紹介し、5年生はものやお金の使い方で学んだことを生かしたワークショップを行うなど、各学年がテーマを設け、体験コーナーや成果発表した。見学に来ていた保護者の山口綾さん(42)は「同じ内容でも様々な視点で調べていて面白かった」と話した。

稲作体験から学ぶ

 同校では5年生が、主食として食べている米の作り方を体験し、商品として売られている状態になるまでの過程を知ってもらおうと、6月から稲作体験を企画。10月に稲刈り、11月21日に脱穀を行った。地元農家やJAセレサ新城支店の協力を得て、田起こしから脱穀までの過程に取り組んだ。

 体験した児童からは「自分たちの育てた稲から出来た米の量が多くて驚いた。やってみて大変な作業をしていることがわかった」と振り返った。伊東校長は「地域の人の協力で成り立っている。田んぼの生態系や大雨の一時貯留などSDGsにもつながる学びなので、子どもたちにとって大事な体験となった」と述べた。

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