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中原区 社会

公開日:2025.05.16

親子で川の生き物を観察
「水辺の楽校」ガサガサ体験

  • 魚を見つめる子どもたち

  • 魚の追い込み方を学ぶ子ども

 子どもたちが川に親しむ自然体験の場を提供する「とどろき水辺の楽校」の今年度初のイベントが、4月29日に等々力河川敷広場で行われた。

 前日の雨から一転、晴天に恵まれ、親子や関係者ら100人ほどが集まった。

 石積みの陰に隠れた生き物を、足で追い込み網ですくう「ガサガサ」体験に臨んだ子どもたち。ライフジャケットを身に着け、講師のレクチャーを受けた後、順番に川に足を入れた。

 講師があらかじめ作った10カ所の石積みに網を近づけて捕獲。子どもたちは瓶に入れた魚を、興味津々に観察していた。捕獲した生き物は、ヤゴ、ヌマチチブ、ウキゴリ、テナガエビなど。参加した北川楓登さん(7)は「生き物が好きで、家で図鑑を見ていた。ヌマチチブが捕れて、ハゼっぽかった」と笑顔を見せた。

 最後には、水難事故に備えた「カッパの川流れ体験」を実施。ライフジャケットの浮力を生かし、仰向けで川に体を任せた。主催者の鈴木眞智子さんは「足を岸の方に向けて寝そべれば、勝手に岸の方に流れていく。これを知っているだけで万が一のことがあったとき、役に立つかもしれない。楽しみながら覚えてもらえれば」と話した。

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