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公開日:2026.01.23

川崎市
火災件数4年連続増
救急件数も過去最多

 川崎市消防局は1月7日、2025年中の火災、救急件数(速報)を発表し、火災件数は470件で過去10年で最多、救急件数も9万1157件で過去最多となった。火災原因で最も多かったのが「たばこ」だったことを受け、市消防局は「多くは喫煙者のマナー違反が起因している。マナーを守るようお願いしたい」と注意を呼び掛ける。

 市内の火災件数は、24年の398件から72件増の470件。4年連続で増加しており、1989年(平成元年)以降で過去6番目、過去10年では最多となった。火災の種別は、建物が304件と最も多く、原因別では「たばこ」が64件で1位、「放火(疑いを含む)」が55件、「電気機器」が54件と続く。昨年最も多かったのは「電気機器」で、次いで「たばこ」「こんろ」だった。

 市消防局予防課の担当者は「最近は喫煙者が減少し、加熱式たばこを利用する人が増えている中でたばこが14件増加している。多くはマナー違反が起因。確実な消火、ポイ捨てはしないなど、日頃からマナーを守ってほしい」と分析し、注意喚起する。また前年から増加した「放火(疑いを含む)」については「家の周りは整理整頓し、放火されない環境づくりが大切」と話す。また、近年電気機器や配線機器による火災も増えており、「モバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池の異常があったり、プラグが変形している場合は使用したりしないように」と注意を呼び掛ける。

 また火災による死者数は12人で前年比2人減少。発生原因は逃げ遅れが11人で、65歳以上が10人だった。

感染症の流行影響

 救急出場件数は、9万1157件で、前年よりも2043件増加し、20年から6年連続で増加。1日の平均出場件数は249・7件で、約5分46秒に1件出場したことになる。搬送人員は7万4147人で、こちらも過去最多だった前年よりも1680人増加した。原因別では、急病が5万3272人で全体の約7割。一般負傷が1万1846人、交通事故が3197人だった。一方で搬送人員のうち、入院を必要としない軽症者は3万8千人で全体の約5割だった。「119番通報」の受信件数は11万391件と前年比で1607件の増加。1日平均は約302・4件だった。

 市消防局救急科の担当者は「一昨年から昨年にかけてインフルエンザが、2月・3月は感染性胃腸炎が流行した。昨夏は熱中症患者が多く、11月からインフルエンザも流行した影響で救急件数が増加した」と分析する。急病やけがで救急車を呼ぶかどうかの判断を迷った際には「電話でアドバスを受けることができる『かながわ救急相談センター』(#7119)の利用と救急車の適時・適切な利用に協力を」と話している。

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