麻生区版 掲載号:2018年6月22日号 エリアトップへ

ホワイトファミリーつつみ先生の 歯ウ・トゥ・ケア How To Care vol.05最適な治療とは…(4)海外との意識の違い

掲載号:2018年6月22日号

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 欧米の口腔ケアで当たり前になっていることの一つに「噛み合わせ」への高い意識があります。

 幼少期から思春期までの期間に歯並び治療の矯正を推進して、正しい噛み合わせを誘導していくのには大きな意味があります。噛み合わせには、脳の活動バランス維持や、精神思考面と身体の機能にも影響を及ぼすことが解ってきたのです。

 (五輪など)アスリートの世界を見ても、海外選手は皆、綺麗な噛み合わせで、顔の歪みはありません。スケートの羽生結弦選手の弱点は呼吸と言われます。彼の下顎は左にずれていて(左の噛み合わせが弱く)、顔も右が発育して、左顎が小さくなっています。おそらく矯正をして、歯列を便宜抜歯していると思われますが、歯列の奥域が狭くなり下顎がかなり小さいのです。それらの影響から顎の中の舌位置は奥に押し出され、常に上咽頭と中咽頭が狭くなっています。無意識に口呼吸を繰り返すことで気管支炎を引き起こし、喘息気味なっています。

 こういう顔面の形態を「アデノイド顔貌」と言いますが、現代の若い人に非常に増えています。噛み合わせを理解する歯科医のアドバイスを受けながら、正しい噛み合わせの誘導を行ってほしいと思います。
 

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