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川崎区・幸区版 公開:2012年3月9日 エリアトップへ

全国選抜高校相撲弘前大会で準優勝した 南 友太さん 川崎区宮前町在住 17歳

公開:2012年3月9日

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がむしゃらに前へ

 ○…向の岡工業高校に通う2年生。2月11日に開かれた全国選抜高校相撲弘前大会で見事に準優勝に輝いた。飯野義則監督に「50年に一人の逸材。18年間監督をしてきた中でもピカイチの存在。まだまだ伸びていく」と言わしめる期待の星だ。得意の”押し相撲”で決勝まで6戦を勝ち進んだ。この結果を自分自身は「がむしゃらに前に出ること、まわしを取らせないこと。練習の成果が全部出せた」と振り返る。

 ○…身長183センチ、体重151キロ。夕飯ではご飯4合も平らげ、焼肉なら10人前を食べ尽くすほどだ。中学生の頃は柔道部に所属。顧問の先生が相撲経験者だったことから、練習の一環として相撲を経験したことがきっかけとなった。中学校に相撲部はなかったが、学校の代表として関東大会で団体優勝したことも。高校進学とともに迷わず相撲部に入部した。本格的にはじめた相撲の練習は「思った以上にきつかった。体の底から動けなくなる」

 ○…1年のときはケガも多かったが、相撲の練習を重ねるにつれて減った。メンタル面も強くなり、メキメキと頭角を現してきた。それ以上に身についたのが礼儀。「礼儀は厳しいけど、なかなかこういう経験のできる高校生はいないはず」。相撲部屋に出稽古にいくことも。「プロは全然違う」と憧れをにじませる。めざす進路は大学で相撲を続け、角界入り。好きな力士は稀勢の里という。「前に出ていくスタイルが自分の相撲に通じるものがある」

 ○…団体戦では先鋒を務め、まず白星をあげて流れを作るムードメーカー的存在。同部はまだ団体戦での優勝経験がない。「今年中に全国優勝したい。今のチームなら十分に狙える」と手応えを感じている。3月17日と18日に高知県で行われる全国大会に向けて練習に一層気合が入る。個人でも全国優勝すれば同校では30年以上ぶりの快挙だ。「今回の準優勝で自信がついた。自分のスタイルを貫きたい」と話す。
 

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