市政報告 肺炎球菌ワクチン接種の公費助成が実現! 公明党 川崎市議会議員 岩崎よしゆき
07年(平成19年)3月6日に開会された予算審査特別委員会で私は、川崎市議会で初めて「肺炎球菌ワクチン」接種の公費助成について取り上げ、当時先進的に実施していた目黒区の例を引いて実現を求めました。
しかし当時は、海外では一般化しているものの、国の予防接種法の位置づけはされておらず、市は「研究していく」との消極的な姿勢を崩しませんでした。
その後も、一般質問や代表質問等を活用し、何度となく議会で取り上げました。昨年12月には、同僚の田村伸一郎議員(宮前区)も実現を迫っています。
ようやく昨年末になり、我が党の古屋範子衆議院議員の力添えも奏功し、国が「高齢者用肺炎球菌ワクチン」と「乳幼児用水痘ワクチン」を予防接種法に基づいて定期接種化しました。
その結果、この10月から65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方を対象として、希望される方は自己負担額4500円で接種が受けられるようになりました。既に対象の方には手紙が郵送されています。
きっかけは市民相談
思い起こせば、この質問のきっかけは市民相談からでした。「高齢者にとって肺炎は恐ろしい病気だ。予防するにはワクチン接種があるがこれが高い。公費助成があればもっと普及し、皆が元気で暮らせる」との声を、直接うかがいました。
実現したことを真っ先にご本人に伝えたかったのですが、実は相談いただいた方は、昨年亡くなりました。私は、今回の結果を喜んでくださっているものと確信しています。
これからも徹して市民相談に取り組み、ご意見ご要望を取り上げて参ります。
公明党川崎市議団 岩崎よしゆき
川崎市川崎区渡田2-9-5
TEL:044-344-1035
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4月26日
4月19日