区内で活動する小学生の女子バレーボールチーム「銀河SCシリウス」が、11月22日と23日に千葉県で行われた関東小学生バレーボール大会に出場。川崎市内のチームとしては初めて、優勝を果たした。
神奈川県予選を1位で通過していた銀河SC。予選リーグは1セットも落とすことなく、2連勝で通過した。準決勝では東京都予選1位の強豪・ひまわりと対戦。フルセットにもつれる接戦となったが、会場の大声援がチームを後押しした。5年生の坪谷朱莉(あかり)さんは「楽しかったし、リズムに乗れた」と笑顔で振り返る。保護者のほか、神奈川県予選をともに戦った中井ジュニア(中井町)や矢作スカイブルー(小田原市)も銀河SCの応援に参加。声援を背に持ち前の「粘りのバレー」を見せ、決勝進出を決めた。
迎えた決勝では神奈川県予選決勝と同じ相手・中井ジュニアと対戦。ストレートで勝利し、見事栄冠を手にした。
銀河SCは創部24年。毎年の新チーム発足時には、子ども達自ら目標を設定する伝統がある。目標のレベルは年々上がり、ここ4年は「全国大会出場」に。今大会は全国につながらないため、目標達成とはならなかったが、夢の舞台は手の届く位置に見えている。5年生セッターの玉木杏佳さんは来季に向け「来年も目標は全国」と意気込む。悲願への次の挑戦は、すでに始まっている。
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