重い心臓病と闘う2歳の佐々木あやめちゃん(川崎区藤崎)が米国で移植手術を受けられるよう、両親や友人、知人らが募金活動を行っている。
あやめちゃんは、生まれつき「左室心筋緻密化障害(さしつしんきんちみつかしょうがい)」という病気で昨年から小児用補助人工心臓を装着し、現在は埼玉県の病院で過ごす。病状は安定しているが、小児用補助人工心臓は血栓ができやすく、脳梗塞になるリスクがあり、装着が長期になるとその確率が高くなるという。
一方、国内での10歳未満の心臓移植の例が極めて少ないこともあり、両親は海外での心臓移手術を決断。米コロンビア大学病院への受け入れが決まったが渡航移植に3億1千万円がかかることから救う会を立ち上げ、JR川崎駅前などで募金活動を行っている。同会によると5月15日時点での募金総額は約506万円という。同会は秋口までにめどを立てたいとしている。詳細はホームページ(https://ayamechan.com/)。
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