重い心臓病と戦う2歳の佐々木あやめちゃん(川崎区藤崎)が米国で心臓移植手術を受けるための資金を集めるために、募金活動を行ってきた「あやめちゃんを救う会」が、このほど、募金活動が終了したことを発表した。
昨年4月に救う会を発足し、全国各地での募金活動を展開してきた結果、12月に目標としていた3億1千万円を達成した。
あやめちゃんは生まれつき左室心筋緻密化障害という病気で、この病気は治療法が確立されておらず、心臓移植しか生きる道はないと医師に宣告されていた。
国内での小児の心臓移植手術例は極めて少なく、米国での移植を決断したが、保険適用がないため莫大な金額がかかる。その手術資金を募るため、友人、知人らが「救う会」を立ち上げ、募金活動を続けてきた。
当初、半年を目指していたが、約8カ月で無事、目標金額に達した。
現在、あやめちゃん一家が1月上旬に渡航できるように調整、準備が進められている。
今後のあやめちゃんの経過や渡航の進捗状況、募金の取り扱いについては同会のホームページ(http://ayamachan.com)で報告される。
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