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川崎区・幸区版 公開:2020年1月31日 エリアトップへ

川崎区出身で、都内の舞台やテレビドラマなどに幅広く出演する 冨樫 結菜(ゆいな)さん 川崎市在住 24歳

公開:2020年1月31日

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地域「1番」の女優に

 ○…「川崎で2番目に孫にしたい女優」という触れ込みの下、舞台やテレビドラマなどに出演する。2番目とはいうものの、「いつか地元で一番に愛される女優を目指すという思いを込めました」と笑顔で語る。昨年放映していたテレビドラマ「こえ恋」を終え、現在は都内で舞台「Nippon朝女芝」に出演。「朝早くの公演から全力で声を出すのは大変ですが、一日の始まりに元気を届けられる芝居がしたい」と意気込む。

 ○…高校卒業後は、新しいことに挑戦したいと思いつつも漠然と働く毎日だった。そんな中、偶然友人と見た映画作品に心を奪われ、この世界に興味を持った。「流れるエンドロールが理屈抜きでかっこよくて、自分もそこに載る人間になりたいと思いました」。すぐに女優を目指し、2015年から事務所に入所。アイドル活動にも取り組み演技の幅を広げた。3年前にはミュージカル主演に抜てきされベテラン俳優らが脇を固める舞台をやりきることができ、度胸がついたという。

 ○…生まれも育ちも川崎区。東大島小、渡田中出身。川崎が大好きで、休日は地元の友人と集まったり、お気に入りの飲食店に出かけるのが楽しみ。都内での公演や撮影を終えた後「川崎駅の時計台を見ると安心する」とはにかむ。

 ○…現在は事務所から独立し、主に舞台出演をこなす傍ら、活動の幅を広げようと動画投稿サイトYouTubeで自己紹介動画などを投稿。自身の目の動きや綺麗に映る角度を客観視でき、目標とする「映像芝居の勉強にもなっています」と話す。駆け出しながら、地元の声援を感じるといい、「皆さん私が少しでも舞台やドラマに出るだけで喜んでくれた」。地域への感謝を胸に「主演女優」の夢に突き進む。

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