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川崎区・幸区 人物風土記

公開日:2026.03.20

能登復興支援に取り組む、逗子開成高校1年生の
青柳 湊(そう)さん
幸区小倉在住 16歳

  • 青柳 湊(そう)さん (写真1)

能登を見つめる、若き眼差し

 ○…2月末に開催された「かしまだフリーマーケット」で、輪島塗の漆器と珠洲(すず)焼の陶器を販売した。目的は能登の復興支援。売上金は全額、現地の職人やボランティア団体に届けられる。「制服姿の自分たちに驚くお客さんもいました」とはにかみつつ、「単純な金銭的援助だけでなく、工芸品の通じて能登の文化を知ってほしい」。目指す支援の形は、既に大人顔負けだ。

 ○…逗子開成高等学校に通う高校1年生。海岸清掃などのボランティア活動や国際交流を行う、インターアクト部に所属する。能登の現状を知らないままやっていた募金活動に疑問を抱き、昨年5月、部活の友人らと現地へ。家の高さ以上に積み上げられたがれきの山などを見て、まだ復興が進んでいない現実に衝撃を受けた。「力になりたい」。胸に湧き上がる思いのままに、現地で知り合った職人などから委託を受ける形で、さっそく学校の文化祭で焼き物などを販売。用意した半分以上が売れるほど盛況を呈した。

 ○…アジサイの葉の毒素が未解明であることに興味を持ち、試してみようと口に運んだのは小学生の頃。「やんちゃな子どもでした」と体調を崩した当時を恥ずかしがる。中学ではヨット部に所属し、学校から徒歩1分の逗子海岸の波を切った。趣味は絵を描くことで、祖父母の誕生日には自ら描いた油絵をプレゼント。優しい心は能登支援の思いに重なる。

 ○…今後は現地の高校との交流などを視野に、「今しかできないことをしたい」と展望を語る。また能登で学んだ防災の知識を役立てられるよう、学校の枠を飛び越えた地域防災にも関心があり、「逗子や幸区の人も巻き込んでいけたら」。描く青写真は可能性に満ちている。

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