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公開日:2020.07.31

図書館本 駅前で返却
鹿島田駅改札前にBOX設置

  • 改札を出て正面にある返却ボックス

    改札を出て正面にある返却ボックス

 川崎市立図書館で借りた本などをJR鹿島田駅(幸区鹿島田)で返すことができる返却ボックスが設置された。あす8月1日午前11時から運用を開始する。通勤・通学時や買い物ついでの本などの返却を促し、次の利用者への迅速な貸し出しにつなげる狙いだ。

 返却ボックスの設置は市内で6カ所目。幸区では初めての設置となる。ボックスの大きさは幅70cm、奥行き70cm、高さ138・5cm。図書のサイズにもよるが約200冊程度が入る。箱の底が重みで下がるようになっており、本が傷まないような作りになっている。市立図書館以外の図書や破損の恐れのあるCDなどは返却できない。

 幸区内の図書館は幸市民館(戸手本町)に併設の幸図書館と日吉出張所(南加瀬)内の日吉分館の2カ所。年間の利用者数は約1万4500人(2018年度・分館含む)。貸し出し冊数は約57万6千冊(18年度・分館含む)。両館ともJR川崎駅、鹿島田駅、新川崎駅から距離があり、利用にあたっての不便さが指摘されていた。市教育委員会事務局によると、身近なところで本を返したいという声や、返却ボックスを要望する声は多かったという。こうした声に応える形で、鹿島田駅は図書館から一定の距離があり、商店街が近く、駅利用者数(19年度・1日平均乗車人員1万9557人)も多いことから設置が決まった。

 市立図書館は1人最大10冊まで貸し出しするが、「図書館へ行き来が不便だと全て読み終えてから返却する人が多くなる」という。返却ボックスを設置することで、読み終えた本などを順次返却する人が増えれば、次の利用者への貸し出しサイクルが短くなり、結果として返却サービスだけでなく、貸し出しサービスの向上にもつながると見込む。

24時間利用可能

 既存の返却ボックスは高津市民館(高津区)、鷺沼行政サービスコーナー(宮前区)、登戸行政サービスコーナー(多摩区)、有馬・野川生涯学習支援施設(宮前区)、JR武蔵中原駅構内(中原区)と、いずれも施設内に設置のため返却時間が限られていたが、鹿島田は屋外設置で24時間利用できる。幸図書館の田中勝彦館長は「ぜひ有効活用してほしい」と利用を促す。

 教育委員会は利便性や設置場所の条件が合えば今後も返却ボックスは増やしていきたいとしている。

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