市政報告 市立学校直結給水化へ! みらい川崎市議団 たむら 京三
市立学校の受水槽清掃が、今年は1校も実施されていないことが明らかになりました。
受水槽有効容量が10㎥を超える簡易専用水道は水道法、10㎥以下の小規模受水槽は条例により、清掃を「毎年1回以上定期に行う」ことが義務付けられています。
教育委員会は例年、受水槽の清掃は夏休み期間に実施していましたが、今年は夏休みが例年の半分以下に短縮されたことが原因としています。上下水道局では、「新鮮で冷たく美味しい水」を提供するため、学校直結給水化事業を推進していますが、現時点で全175校中、18校しか完了していません。水道本管と直結することにより、災害時や洪水等で1階が浸水しても2階以上で水道の使用が可能となるメリットも示されています。
避難所となる学校周辺の配水管耐震化が進み、令和4年度には全市立学校への供給ルートが耐震化される計画です。水を貯留しておくという防災の観点からの受水槽の目的もなくなることや、夏休みなど長期休暇だけではなく、土、日曜にも水が滞水すること、定期点検・清掃の維持管理費が不要になることなどを鑑みれば飛躍的に推進させるべき事業だと思います。PTA会長を務めていた頃から、行政に学校直結給水化を要望してきましたので、引き続き、全市立学校直結給水の実現に向けて取り組んでまいります。
来年度予算コロナで307億円収支不足見込み
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、現時点で市税等の減収220億円を含め、来年度の予算は307億円の収支不足が見込まれています。子育てや福祉のための扶助費は確保しつつ、施策や事業の見直しに取り組んでまいりますが、非常に厳しい財政運営になることを、ご理解お願いします。
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4月19日
4月12日