市立宮前小学校(川崎区宮前町・丸山衛校長)の創立100周年を祝う記念式典が7月3日、カルッツかわさきで開催された。
同小は1921年に開校し、卒業生は2万人を超える。式典は当初、昨年10月に行われる予定だったが、新型コロナ禍で延期されていた。あいさつに立った斎藤文夫実行委員長は「戦後、川崎大空襲から免れた鉄筋校舎が当時の心の支えだった」と述べ、今の平和が尊いものであると説いた。丸山校長は、外国につながる子どもたちが同校に150人以上在籍することを紹介。「文化の違い、言葉の壁を越えて互いを受け入れて力を合わせて学校生活を創造している日々が学校の誇り」などと語った。
在校生による学習発表も行われ、6年生はSDGsをテーマに地元商店の取り組みや自分たちが実践できる取り組みを紹介した。
この日は卒業生、教育後援会、学校関係者ら約400人が出席。福田紀彦市長も来賓として祝辞を寄せた。
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