川崎区・幸区 社会
公開日:2022.08.12
電話で「お金」、それは詐欺!
高齢者を狙った悪質な特殊詐欺の被害が後を絶たない。神奈川県内では今年に入り、被害が急増。6月末時点で833件(昨年同時期230件増)、被害金額は16億3600万円(同6億600万円増)にのぼる。川崎区・幸区内では被害こそ減っているが、詐欺グループからのだましの電話(アポ電)は毎日のように鳴り続けている。
特殊詐欺の主な手口としてあげられるのは3つ。息子や孫になりすました電話で、仕事でのトラブルなどを口実に金銭を要求する「オレオレ詐欺」。税金や医療費などの払い戻しを装って、ATMを操作させ、犯人側の口座に振り込ませる「還付金詐欺」。警察官や銀行協会職員などと偽り、「銀行口座が犯罪に利用されている」「キャッシュカードが不正利用されている」などの名目で、カードの交換が必要と思わせてだまし取る「キャッシュカードすり替え型詐欺(預貯金詐欺)」(左図)。他にも、未払いの料金があるなど架空の事実を口実として金銭などをだまし取る「架空料金請求詐欺」、融資保証金詐欺、金融商品詐欺、ギャンブル詐欺、交際あっせん詐欺などがある。
留守番電話の設定を
川崎臨港署の仲戸川博幸署長によると、詐欺グループは人の心理を巧みに操作するテクニックを持っているという。「不安や恐怖をあおり、考える余地を与えず攻撃をしかけてくる。用心が一番」と、アポ電への注意を促す。
川崎署の青山利史署長は「犯人からの電話に出てしまうと、分かっていても引っかかるのが詐欺。だましの電話に出ないことが一番」と留守番電話や迷惑電話防止機器の設置を勧める。川崎市が迷惑電話防止機器の無料貸し出しをしていることを受け、「窓口になるので、相談してもらえれば」と呼びかける。
幸署の長谷善明署長は「幸署エリアでは昨年より被害は減っているが、銀行やコンビニエンスストアの協力で未然に防いだものもあり、油断はできない。詐欺を看破する抵抗力を身に付けるため、常に頭におきながら生活してもらえたらと思う」と意識の向上を訴えた。
川崎署に懸垂幕
川崎警察署入口前に8月4日、特殊詐欺被害防止対策のスローガン「私たちはダマされません!」を記した懸垂幕が掲げられた。同日、川崎防犯協会(荒金嘉昭会長)が寄贈をした。
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