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川崎区・幸区版 公開:2024年3月29日 エリアトップへ

道灌題材に音楽劇を初披露 幸高校の演劇部が熱演

社会

公開:2024年3月29日

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物語の終盤で夢見ヶ崎がテーマの歌を熱唱する出演者
物語の終盤で夢見ヶ崎がテーマの歌を熱唱する出演者

 幸区に縁があり、江戸城を築いたとされる武将・太田道灌を題材にした音楽劇「太田どうかんと夢の城」が3月16日、幸区役所日吉分館で初披露された。演じたのは幸高校の演劇部11人。主人公の道灌や子どもたちなど、歌や踊りを交え約45分の舞台を熱演した。

 主催したのは地元の有志らが立ち上げた「かわさきドリームミュージカル実行委員会」。新しく移り住んだ人々が多い日吉地区で、地元の歴史を知ってほしいと企画、公演の準備を進めてきた。

 物語は、夢見ヶ崎動物公園などがある「加瀬山」を舞台に、道灌と農村の子どもたちが交流する姿を描くオリジナル作品。加瀬山に築城を考えた道灌が、ワシが兜をつかんで飛び去る夢を見て、不吉と感じ築城を断念したことが、「夢見ヶ崎」の名前の由来という伝承を題材に、実行委員長の嶋田正邦さんが歌や踊りを交えた音楽劇に仕立てた。

 主人公・太田道灌を演じた渡邊柊叶さん(3年)は「最初はとても緊張したが、幕が開くと楽しく演技ができた。これをきっかけに道灌のこと加瀬山のことを知ってもらえたらうれしい」と話していた。

 観覧した南加瀬在住の70代男性は「とても感動した。加瀬山を舞台に夢見ヶ崎の新しい名前の由来を教えてもらった気がしている。川崎の人にみんなに見てほしい」と話していた。

 同実行委員会では、来年度、地元の子どもたちから出演者を募り、同音楽劇を上演する予定。

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