川崎区長に就任した 山崎 浩さん 三浦市在住 58歳
柔和な心に、熱き思い
○…「先頭に立つために、現場に出て課題をみつけたい」と早くも意欲に満ちた様子。自身の経験から人と人、地域と人を繋ぐコーディネーターとしての役割を目指し「多くの人に会って、連携を深めていきたい」と考えている。展望を話すその笑顔と語り口から柔和な人柄も垣間見える。めざましく発展する川崎区エリアで、区民と共に物事を解決していきたいと熱を込めていく。
○…川崎市役所入庁後は、こども文化センターなどを担当。「子どもたちと触れ合う日々は、良い思い出」と振り返る。生来、楽しいことを企画するのが好きな性格で地域に入り、催しなどを企画。顔の見える関係を構築し、地域の人と共に物事を作り上げる大事さを学んだ。川崎区役所の現在の地域振興課では、かわさき産業ミュージアムの事業にも携わった。直近10年間は、市民文化局などで区民会議の立ち上げや地域活性化に尽力し、市民の声を大事にすることを胸に刻んだりと思い出深い仕事は多い。
○…群馬県出身。小学校の帰り道は、友達を川や田んぼに連れて行ったり「ガキ大将でしたね」と苦笑い。高校の硬式テニス部では県大会で準優勝するほどの腕前。大学のテニスサークルでは指導に回るなど、面倒見の良い一面も。「人にために働きたい」と行政の道を志すようになった。
○…趣味は、街の変化や自然を求めてウォーキング。三浦市に移り住んだのも訪れた時の心地良さが忘れられなかったりと、自然を愛する気持ちは本物だ。川崎区の課題は「地域の安全、危機管理、自然災害への備え」と話す。海外からの移住者にも目を向け「彼らも不安、受け入れる側も広い心が必要」と外国にルーツを持つ人にもまちづくりに参画できるよう注力していく思いだ。
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4月18日
4月11日