神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

ひきこもり 地域密着で支援 上鶴間本町に新団体発足

社会

公開:2011年12月1日

  • LINE
  • hatena
弥栄香子代表
弥栄香子代表

 ひきこもりや不登校の当事者とその家族を支援する一般社団法人「ひきこもり支援相談士認定協議会」(本部・北海道千歳市)の支部がこの程全国20箇所で設立され、市内では南区上鶴間本町に神奈川支部が発足した。同支部は今後、勉強会や電話相談を通じて、苦悩する家族へのサポートを行う。

 同協議会はNPO法人「全国ひきこもりKHJ親の会」などの協力で、ひきこもり支援の専門家育成を目指し、平成21年に設立。有料での相談士養成講座を行うなど、現在全国に約3千人の有資格者がいる。今回の支部立ち上げは、地域に根ざした積極的な支援活動を全国的に展開することが目的。神奈川支部は今後、市内在住の弥栄香子代表をはじめ、9人のスタッフで対応していく。

 弥栄代表は市内の小学校で養護教諭を務めている。ひきこもり支援相談士になった動機について、「教員として相談に乗っていた生徒が卒業後、引きこもりに戻った話を聞くと辛くて」と話す。2年前に相談士の資格を取得。支部立ち上げの話がくると快諾した。

 相模原市青少年相談センターによると、市内で不登校の小・中学生は平成20年以降減少傾向にあるという。一方、県内でひきこもり状態にある人は、推計で約5万3千人に上り、早急の対策が求められている(県青少年課)。弥栄代表は「30〜40代のひきこもりも増えています。現在はまだ準備段階ですが、地域に密着した支援体制を整えたい」と意欲を見せる。同支部の電話窓口の開設などは未定。活動についての詳細は弥栄代表【電話】080・3588・4202まで。
 

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

過去最多53万人来場

市民桜まつり

過去最多53万人来場

市制70周年 華やかに彩る

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月11日

障害者支援の窓口開設

障害者支援の窓口開設

区内初「キーステーション」

4月11日

老木対策で維持管理

老木対策で維持管理

さくら通りの並木

4月4日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook