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二輪でアジア制す 上南高 中村大輝(ひろき)さん

スポーツ

公開:2016年12月22日

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「No.1」のポーズを決める中村さん(上)アジア各国でのレースに臨んだ(右下)チャンピオン獲得時(左下)
「No.1」のポーズを決める中村さん(上)アジア各国でのレースに臨んだ(右下)チャンピオン獲得時(左下)

 日本を含めたアジア大洋州地域から、若手のオートバイライダーを選抜し、将来、世界の舞台で活躍するライダーを育成する目的で開催されているオートバイレース「アジア・ドリーム・カップ」で、上溝南高校に通う中村大輝さん(17)が、シリーズチャンピオンに輝いた。

 日本、タイ、マレーシア、インド、インドネシアの各サーキットで年間6戦12レースを戦い、その獲得ポイント数でシリーズチャンピオンの座を争う同カップ。オートバイレースの世界最高峰「MotoGP」の登竜門的大会「CEVレプソルインターナショナル選手権」など、世界に繋がる大会としても知られ、アジア各国で活躍する若手ライダーがしのぎを削っている。

 中村さんは、同カップに2015年シーズンから参戦。昨年は年間2位で終えていたため、今年は「絶対にチャンピオンを獲る」と強い気持ちで大会に臨んだ。中村さんは初戦2レースで優勝し、スタートダッシュを決めると、全12レース中7勝を獲得。その言葉通り、見事雪辱を果たし、チャンピオンに上り詰めた。出場選手全員が同じオートバイを使用するため、混戦必至の激しいレースが展開される中、中村さんは、冷静にレース展開を見極めながらも、接触をものともせず、「前に出る」気持ちを常に持つよう心掛けたと笑顔を見せた。

 中村さんがはじめてオートバイに跨ったのは、小学4年生の時。ある日、緑区藤野地区にあったコースで子どもたちがポケットバイクに乗り、元気に走り回る様子を見かけたのがきっかけ。中学時代には、国内で多くのトップライダーを輩出する鈴鹿サーキットレーシングスクールで鍛錬を積んだ。高校入学後は、学業や部活動で練習時間が限られる中、県外のサーキットで練習を行いつつ、ロードバイクでのトレーニングを行うなど、練習の量よりも質を上げることに注力。「レースで勝って嬉しかったり、負けて悔しかったり色んな思いをしながら、上手くライディングできたり、コースレコードが更新できたりしたときに達成感を感じる」と中村さんはその魅力を語る。今後は、大学に進学しつつ、オートバイを楽しんでいきたいと話した。

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