新スポーツ「ネットボール」の愛好者が集う「春季全日本ネットボール選手権大会」が、6月17日(日)に相模女子大学高等部(南区文京)の体育館で行われる。主催は一般社団法人日本ネットボール協会。神奈川県で開催されるのは初めてとなる。
ネットボールとは1890年代に女性向けのバスケットボールとしてイギリスで誕生したスポーツ。コートを大きく3つに区切り、1チーム7人からなる2チームがパスのみでボールをゴールへ運び、得点を競い合う。最大の特徴はポジションによって選手の動ける範囲が決まっていること。選手同士の激しい接触がなく、体格や体力に応じてポジションを選択することにより、老若男女を問わず、生涯スポーツとして楽しめる。
現在は世界の70を超える国と地域でプレーされており、競技人口は2000万人に及ぶ。日本には1990年に伝わり、1999年から日本選手権がスタート。群馬県安中市を中心に、男子も含め徐々に競技人口が増え続けている。
無料体験の機会も
今大会には群馬県や東京都などから女子6チーム、男子3チームが出場。相模女子大学高等部OGを中心にしたチーム「相模CANCAN」も参加する。女子は順位決定戦も含め7試合、男子は総当たりの3試合が行われる。また、試合の合間には、競技に親しんでもらうための体験会も実施される。参加希望者は動きやすい服装と室内履きを持参のこと。観戦、体験ともに予約不要で無料。
午前9時15分から開会式、第1試合は午前10時15分から。体験会は午前11時15分と午後1時15分の2回。相模女子大学高等部教諭で同協会理事を務める山田由紀さんは「自分の役割を果たすことで全員が楽しめるボールゲーム。ぜひ多くの人に競技を知ってもらいたい」と話している。
問い合わせは山田さん【携帯電話】090・5573・9286へ。
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