さがみはら中央区版 掲載号:2018年8月9日号
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8月18日(土)に8回目の「市民富士登山」に参加する 重野 愛子さん 並木在住 49歳

日本一の頂に魅せられて

 ○…毎年、20万人以上の登山客が訪れる「富士山」。その霊峰に魅せられて、今年で64回を数える市体育協会と市山岳協会企画による「市民富士登山」に参加すること7回。8月18日には8回目の挑戦を控える。他の山には登らないが、富士山だけは「毎年行かずにはいられない」。

 ○…早朝に相模原を出発し、5合目から5時間以上かけて8合目へ。山小屋に泊まり、翌日の未明にはご来光を拝むべく再び山頂をめざし歩を進める。山小屋から眺める満天の星空。その日に出会い、苦楽を共にした仲間と食す夕食のカレー。雲の合間から顔を覗かせるご来光を一目見れば、日本一の頂を踏みしめた達成感が沸き上がる。両親に勧められ、軽い気持ちで始めて以来、「遊園地のように」繰り広げられる非日常の虜になった。

 ○…生まれも育ちも相模原。11年前に夫を亡くし、一時はうつになった。人に会うのも嫌になり引きこもっていたが、「外に出たほうが良い」と周囲に勧められ、仕事を始めた。その後立ち直り2人の娘の成長を機に、就いた仕事を一度は辞め、趣味を満喫する毎日を送るも「何か違う」と一念発起。資格を取得し、リラクゼーションサロンを開業。現在は経営者として日々を過ごす。仕事をしていると「オンオフの切り替えができて仕事も頑張れるし趣味も一層楽しめる」と笑顔を見せる。

 ○…今では富士登山が毎年のルーティンに。時には大雨で登頂を断念したことも。雨をしのごうと山小屋に登山客がひしめき、なすすべもなく濡れた体を震わせる姿を前に登山の厳しさを目の当たりにした。それでも初めて登った時に剣ヶ峰から見た「逆さ富士」が忘れられない。元気なうちは「続けたい」。今年も淵野辺公園を歩き、準備を整え、一歩を踏み出す。

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