神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

川口能活選手引退試合 完封勝ちで幕「夢のよう」 最後まで好守で観客魅了

スポーツ

公開:2018年12月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
ファンの大声援に手を振って応える川口選手=2日
ファンの大声援に手を振って応える川口選手=2日

「相模原の声援、忘れない」

 元日本代表で、J3の地元サッカークラブSC相模原のGK川口能活選手が2日、鹿児島ユナイテッドFCとの公式戦を最後にピッチに別れを告げた。ホーム・相模原ギオンスタジアムには最後の雄姿を見届けようと、過去最多となる12612人のファンが来場。川口選手は相次ぐ好セーブでピンチを救うなど大活躍を見せ完封勝利をもたらし、選手としての25年に及ぶサッカー人生に幕を閉じた。

 今季最終節で約3カ月ぶりの先発出場となった川口選手だったが、闘志あふれるプレーは健在だった。前半、後半と再三にわたる絶体絶命のピンチでは好セーブを連発。チームに流れを引き寄せ、後半25分に相手の反則で得たPKから1点を奪うと、相手の猛攻をしのぎ切った。勝利の瞬間、雄たけびを上げる川口選手のもとにチームメイトたちが駆け寄り、歓喜の輪が生まれた。ファンに最終戦での勝利をもたらすとともに、自身の引退試合に花を添えた。試合後、「不安だったが、自分の役割を果たせた。夢のようです」と笑顔で話した。

 引退セレモニーでは、三浦知良選手らのビデオメッセージが放映されたほか、家族からの花束贈呈では涙を見せる場面も。さらには、かつて好敵手としてしのぎを削った楢崎正剛選手が登場するサプライズもあった。川口選手は最後にスタジアムを周回。スタンドのファンに何度も手を振り、サポーターには「相模原の声援は一生忘れない」と感謝の意を捧げた。日本の守護神として4度W杯に導いたレジェンドがユニフォームを脱いだ。

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

過去最多53万人来場

市民桜まつり

過去最多53万人来場

市制70周年 華やかに彩る

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月11日

障害者支援の窓口開設

障害者支援の窓口開設

区内初「キーステーション」

4月11日

老木対策で維持管理

老木対策で維持管理

さくら通りの並木

4月4日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook