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北丹沢山岳センター 200Kmのトレランを計画 3年後の開催を目指す

スポーツ

公開:2018年12月13日

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今年4月に行われた東丹沢宮ヶ瀬トレイルレース
今年4月に行われた東丹沢宮ヶ瀬トレイルレース

 緑区小渕のNPО法人北丹沢山岳センター(以下北丹沢センター、杉本憲昭理事長)が、神奈川、東京、山梨を横断する200Km超のトレイルランニングレース(以下トレラン)を、3年後を目途に計画していることがわかった。杉本理事長によると、構想では大会は3日前後に及び、走行距離は国内のレースで2番目に長くなる見通し。「日本を代表するトレラン大会の一つにしていければ」と杉本理事長は話す。

 自然に触れながら山野を駆け抜けるトレランは、「山岳レース」とも呼ばれ、マラソンと登山の要素を併せ持ち、欧米で特に人気が高いレースだ。

 環境保護、災害救援など、北丹沢地域の振興に寄与する目的で2003年に設立された北丹沢センターは、地域振興の一環として、これまでに数多くのトレランを開催。

 そうした中、「トレランは距離が長くなるほど人気が高くなる傾向がある。これまで行ってきた規模を凌駕する距離のレースを行えば、より地域が盛り上がるのでは」と、今回のレースの計画に至った。

 想定するコースは、宮ヶ瀬湖を発着点とした場合、生藤山(しょうとうさん)(神奈川・東京)、御岳山(みたけさん)(東京)、三頭山(みとうさん)(東京・山梨)、御正体山(みしょうたいやま)(山梨)、山伏峠(やまぶしとうげ)(同)、大室山(おおむろやま)(山梨・神奈川)檜胴丸(ひのきぼらまる)(神奈川)、蛭ヶ岳(ひるがたけ)(同)を周回するコース。走行距離は200Km超になる。

バーティカル競技も計画

 杉本理事長は「想定コースには、特別保護地域なども含まれているので、トップ選手を対象にした100人以下の規模の大会になる。発着点も宮ヶ瀬だけでなく、青根や陣馬山も検討していきたい」と話す。構想が実現すれば、日本で一番長いトランスジャパンアルプスレース(富山〜静岡、約415Km)に次ぐ長さになる。コース決定は、行政との調整や各団体との話し合いを経て、3年後の開催を目途に進めていきたい意向。開催時期は8月から9月に、3日前後の大会となる見込みだ。

 このほか、北丹沢センターでは、道志村にある大室山で標高差1千mをほぼ直線で駆け上るバーティカル(垂直)競技も計画する。同競技は、ヨーロッパで人気が高く、2024年のパリ五輪でも開催を望む声がある。北丹沢センターでは、この波に乗り遅れまいと昨年夏、妙高赤倉で初めてバーティカルレースを開催した。「近辺の山を色々調べたが、近隣では大室山が最もバーティカルに適している。大室山は青根地域も含まれており、開催されれば多くの人出が見込まれる」と会場となる地域の振興にも期待を寄せている。

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