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大空に舞え「令和」の文字 4日、5日 相模の大凧まつり

文化

公開:2019年5月1日

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相模の大凧文化保存会のメンバーが書き上げた「令和」の大凧 =4月7日、相模の大凧センター
相模の大凧文化保存会のメンバーが書き上げた「令和」の大凧 =4月7日、相模の大凧センター

新時代を祝して

 市の無形民俗文化財で六大観光事業の一つでもある「相模の大凧まつり」が、4日(土)と5日(日)に相模川新磯地区河川敷の4会場で開催される。今年の題字は新元号の「令和」。主催の同まつり実行委員会(川崎喜代治委員長)は「新たな時代の空に舞う、令和の姿を多くの方にご覧いただきたい」としている。

 相模の大凧は天保年間に始まったとされ、190年近く続く伝統行事。当初は個人的に子どもの誕生を祝って行われていたが、次第に豊作祈願や国家的な意義などが加わり、時代と共に地域的なものへと変化してきた。

 現在は約450人の「相模の大凧文化保存会」を中心に、住民らの努力により伝統文化が維持されている。

100人がかりで最大14・5m四方の大凧

 大凧の題字は毎年公募だが、今年は改元と新天皇陛下の即位を祝して新元号とすることが決められていた。4月1日。新元号が発表されると、同会はすぐに「令和」を凧字に起こし、市内各所で題字書きを行った。7日に相模の大凧センターで行われた作業には30人以上が参加。3時間ほどかけて、堂々とした「令和」が書き上げられた。

 過去には、日清戦争に勝利した1895年の「祝勝」や東京五輪のあった1964年の「祝輪」、市が政令指定都市になった2010年には「祝政」が書かれている。

 まつりは午前10時から午後4時まで、新戸(新戸スポーツ広場)、勝坂(同)、下磯部(磯部頭首工上流)、上磯部(三段の滝下広場)の4会場で開催。凧の大きさは各会場で異なり、最も大きいのが新戸の8間凧(14・5m四方)。重さ約950kg、引き綱の太さは3〜4cm、揚げるためには風速10〜12mの風と80人〜100人の力が必要となる。うまく揚がるかは当日の風と読み次第。その分揚がった時には会場全体が歓声に包まれる。

 問い合わせは市コールセンター【電話】042・770・7777へ。

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