萩原製畳(有)(高根2の1の18)の店頭に、ひときわ輝く「黄金の畳」。入口に見えるように飾られている畳を、足を止めて眺める人や写真を撮る人の姿も。
いかにも縁起がよさそうな「黄金の畳」は、「金華畳(きんかたたみ)」という同社のオリジナル商品。水引と同じ原料の金色の素材を編み込んだゴザを、贅沢に1畳分たっぷりと使用した。萩原真澄社長は、「材料費が高いので、金色の畳を扱うメーカーはほぼない。なので『幻の畳』と言ってもいいのでは」とにやり。
室内でもはっきりと分かる黄金だが、天気がよい日は一段と輝く。萩原社長が金華畳の制作を決意したのは、地域を元気づけるため。「新型コロナウイルスの影響などで、沈みがちなニュースも多い中で、見た人が少しでも笑顔になってくれれば」。
あわせて、「畳の可能性を知って欲しかった」と語る。畳は伝統的な緑色のイメージが強いが、ピンクやオレンジなどのカラー畳や、違う色のゴザを組み合わせて作る柄物など、実はかなりこだわりや個性を出せる素材。金華畳をきっかけに、畳の自由度の高さをアピールしている。
萩原社長は「見学、写真撮影など、大歓迎です。畳のことを知りたい方は、お気軽に声をかけてください」と呼び掛けている。
|
<PR>
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|