中央区田名で建設が進められている大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 相模原」の街びらきイベントが11日、現地で行われた。イベントには本村賢太郎市長や施設のコンセプト設計などを担当した佐藤可士和氏も出席。コンビニやカフェが一般開放されるなど「未来型の地域共生」をめざす同施設の船出を祝った。
「GLP ALFALINK 相模原」は、物流施設の運営・開発などを行う日本GLP(本社:東京都港区/帖佐義之社長)が展開するブランド「ALFALINK」の第一号として、キャタピラージャパン相模事業所跡地に建設中の物流施設開発プロジェクト。2020年2月に着工、23年に事業全体の4棟が完成する予定だ。
その1棟目として、今年9月に竣工した「GLP ALFALINK 相模原1」の敷地内には、地域住民に開放される円形の共用棟「リング」が建設された。
今回の街びらきイベントは、「GLP ALFALINK 相模原」のオープンに先立ち実施されたもので、記念式典のほか、物流施設内の設備や、「リング」の中に設けられた地域の人も利用可能なコンビニエンスストアやカフェテリア、芝生の広場なども披露された。ブランドコンセプトの一つに、「物流をもっとオープンに」を掲げる施設の運営がスタートしたことで、企業と地域が一体となった新たな生活拠点として、今後の展開に期待がかかる。
地域共生に注力
イベント当日は、帖佐義之社長による、「ALFALINK」のコンセプト紹介が行われた後、本村市長と帖佐社長による「未来型の地域共生」をテーマとしたトークセッションと、帖佐社長と本村市長、佐藤氏によるテープカットが行われた。
本村市長は、「物流施設は市内外に存在しているが、このように地域に開かれている施設はあまり聞いたことが無い。こうした未来志向の施設が相模原にできてうれしい」と話した。これを受けて帖佐社長は、「とてもうれしく、身の引き締まる思い。これからも地域と共生していけるような施設をめざしたい」と語った。
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