今年4月に策定された「相模原市行財政構造改革プラン」の説明会が11月22日、市民会館で開かれた。
市の行財政運営の構造を見直し、持続可能な市政を行っていくためのプランについて市民の理解を深める目的で、10月27日に南区、11月14日に津久井地域で実施されており今回が3回目。過去2回の開催では、延べ131人が参加した。
この日は97人が説明を聞きに訪れた。冒頭、あいさつに立った本村賢太郎市長は、新型コロナの影響でこれまで説明会が行えなかったことを謝罪。その後、昨年10月の試算により2021年から27年までに市が約816億円の歳出超過を抱える見込みであること、今後必要な行政サービスなどを行っていくために財政を健全化しなければならないことなど、改革プラン策定の経緯や目的などを説明した上で、「次世代が笑顔と希望を持てる社会をつくるための改革の一つ。市議会や市民の皆さまにもぜひ一緒に取り組んでいただきたい」と述べた。
続いて、市財政課から財政健全化の目標、職員の意識改革、構造改革の視点など、プランの基本的な考え方や今後の取り組みなどが説明された。
質疑応答では、「具体的な歳入確保策は」「他の政令市は参考にしているのか」「市に人を呼び込む策は」「市体育館が廃止されたら代替の施設は整備されるのか」「市立病院や市営バスなどを導入する考えは」などの質問があった。
次回の説明会は12月22日(水)、午後6時から8時まで杜のホールはしもとで開催される。参加希望者は市に申し込みを。
申し込み方法や詳細は市財政課【電話】042・707・7424。
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
「念願」給食室が完成4月26日 |
駐車場がない!衣料店が解決4月25日 |
|
変わりゆく花火大会4月25日 |
|
|
<PR>